転職活動
今回のテーマは「転職活動」です。
昨今の超売り手市場の効果で転職する人が急増していることは皆様ご存知かと思います。
しかし、転職には少なくともリスクを伴います。
私の2回の転職経験をもとに、経験談を書いていきたいと思います。
- 電機メーカーの品質管理職から転職
- マルチベンダーが強みの独立系メンテナンス会社から転職
- 現在の仕事、電機メーカーの生産技術職
1.電機メーカーの品質管理職から転職
私は新卒でそこそこ名の知れた電機メーカーに就職。
そこでは品質管理職として製品の検査やクレーム対応、不具合解析などを日々行っていました。
インフラ関係だったため仕事自体はとてもやりがいがあって、プロジェクトをやり遂げたときなどはとてつもない達成感を感じていたことを今でも覚えています。
その反面、インフラ関係なので仕方ないことかもしれませんが、残業は日常茶飯事、終電帰りでも驚かないといった生活を送っていたこと、基本的には社内業務なので、直接お客様から感謝されることはない...。
そういった環境からか、「仕事を一生懸命頑張って、お客様から直接感謝されたい、お客様の要望を直接聞いて課題解決をしてみたい」というふうに思い、サービスエンジニアを目指して転職活動を開始。
まだ若かったこともあり、すんなりと社員数1000名規模のメンテナンス会社に転職を果たしました。
2.マルチベンダーが強みの独立系メンテナンス会社から転職
これから心機一転、頑張るぞ!!
そんな感じでメンテナンス会社での就業をスタートしました。
2社目ということもあり、1社目の常識が社会の常識だと勝手に思い込んでいたことで、色々とカルチャーショックはありました...。
このとき私は
「今いる会社の常識は他の会社に行ったら通用しない」
ということを痛感しましたね...。
仕事自体は望んでいたとおり「お客様の課題解決をし直接感謝される」まさにこれでした。
突発的なトラブルで急に呼び出されたり、誰も経験したことのないような高度なトラブルシューティングをやったり、正直大変でしたが「お客様から直接感謝される」これがあるから頑張れましたね。
一方で不満に思うことも出てきました。
元々はメーカーで品質管理をやっていて、設計段階から製品に携わっていた。
そういったバックグラウンドのせいか、技術を追い求めたいといった気持ちがあったのです。
しかし、私がいたメンテナンス会社では「お客様の業務を復旧させることが第一」という方針のため、基盤交換や代替機交換といった簡単な作業がメインだったのです。
そしてメーカー直系ではなかったので、不具合品を持ち帰って修理することもできず、不具合解析はメーカーの仕事となっていました。
「この環境では技術に特化することができない」そう考えた私はまたメーカーへの転職を考えはじめてしまったのです...。
3.現在の仕事、電機メーカーの生産技術職
メーカーでの品質管理の経験、客先でのメンテナンス業務の経験を買われ、一部上場の電機メーカーに転職を果たします。
これが現職になります。
メーカーでの技術系の就業経験があったので、比較的スムーズに業務に慣れることができましたね。
やはりここでも
「今いる会社の常識は他の会社に行ったら通用しない」
これはまた痛感しましたよ...。
でも正直これは私の財産になりましたね。
新卒でひとつの会社に勤めていたら絶対に気づけなかったことだと思いますし、今いる会社の常識が社会の常識と思っていたら、確実に視野が狭くなってしまいますからね。
あとどこの会社でも共通して言えることがあります。
それは、年功序列の昇進•給与制度、それによる裁量の制限。
私は気づきました。
「会社員である以上は、どこに行ってもたいして変わらない」
ということに。
結局自分が追い求めていたのは、裁量の大きさ、やりがい、それに伴う報酬だったのです。
でもそれは会社を変えることで手に入るものではないということに気づきました。
「自分はサラリーマンに向いていない」
本当にそう思いましたね。笑
私は今まで「生きていくために必要なお金は、会社で働かなければ手に入らない」そういった固定概念に囚われていました。
でも必ずしもそうではないですよね。
今の時代、個人で稼いでる人もたくさんいます。
現在は独立に向けて色々と勉強しています。
目指すは
「脱サラ」
これしかありません。笑
まとめ
私の転職経験談を書いてきましたが、共感してくれる方いますかね?
もし共感してくれた方がいたら、その方も「サラリーマンに向いていない」かもしれません。笑
まだ転職を経験していない方も、参考にしていただけると幸いですm(_ _)m
それではまた次回( ̄^ ̄)ゞ
おやすみなさい(´-`).。oO